《Enigma》

「Resonance 共鳴展 -広がるアート、はじける科学-」 (2013.05/09-10) 逗子文化プラザ
" Resonance -Art × Science- " (May.09-10,2013) at Zushi Bunka-plaza

電球・シルエット・ターンテーブル・暗幕・レッドカーペット・ガイドポール,他


基礎科学の研究者の研究内容をアーティストが作品化・視覚化するという試み。三原は天文学者の坂本成一氏と組み、コラボレーションを行なった。
地球上からは光で見ることのできない新星の研究を行っている坂本氏は、電波・赤外線・X線など様々手段を用いて新しく生まれた星を「見よう」としていた。
計算式や理論上の証明だけでなく飽くまで「見る」ということに情熱を注いでいる点から視覚に特化した人間らしさを感じ、その辺りをテーマに作品化した。

暗幕に閉ざされ直接の光で見ることができない「謎 (Enigma)」を影を通して存在を認識・見る装置。
手前には中に入ることを禁じるガイドポール、床にはレッドカーペット。これらは物理的にもまた精神的にも遠い場所・存在である宇宙やその謎を装飾するメタファーとして配置。
カーテンの奥には回転木馬のシルエット。これは見えないながらも何らかの原理に基づいて動いている宇宙を表す。
鑑賞者は暗幕の隙間から覗き込み、回転木馬のシルエットを通じて中の様子を想像することができるが、その光源を見ることはできない。

撮影:多羅尾牧洋

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