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杉野晋平 個展「Piledriver」

2017年3月3日(金)~ 3月20日(月・祝)15:00 ~ 21:00
※会期中の金土日祝のみオープン
※3月9日(木)は39アートの日として特別オープン

会場:あをば荘 東京都墨田区文花1-12-12(半蔵門線押上駅B3 出口から徒歩14分)
http://awobasoh.com/

入場無料

この度 entaku kikaku は杉野晋平 個展「Piledriver」を開催いたします。杉野は、これまで自身の身体を用いたパフォーマンス作品を発表してきました。初の個展となる本展では、一度パフォーマンスから距離を置き、彼の身体的欲求から制作されたインスタレーション作品を展開いたします。 杉野晋平の新たなスタートにご期待ください。

|関連イベント

・ オープニングパーティー
3月3日(金)19:00~
※500円からのカンパ制

・ 杉野晋平パフォーマンス「Piledriver」&トークイベント「アーティストと身体の話を中心に」
3月19日(日)19:00~
トークゲスト:ファンテン [河口遥(アーティスト/元22:00画廊)、渡辺美帆子(アーティスト/二十二会)、田制可奈子(ペインター)、三原回(アーティスト/entaku kikaku)、他]
※500円からのカンパ制

杉野晋平 / Sugino Shimpei
1992年生まれ。愛知県蒲郡市出身。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。現在、美學校 アートのレシピ 受講中。

■企画
entaku kikaku


「the art fair +PLUS-ULTRA 2015」【終了しました】

青山のspiralで開催されるアートフェア「the art fair +PLUS-ULTRA 2015」のULTRAカテゴリー“term 1”にentaku kikakuが出展いたします。

2015年12月18日(金) - 12月20日(日) 11:00 - 20:00

会場:spiral(東京都港区南青山5-6-23)

詳細:(http://systemultra.com)

入場無料

出展アーティスト:岡本羽衣 , 望月俊孝

 



「退廃藝術展2015」 市川哲也・熊倉涼子・佐藤史治・新宅睦仁・原口寛子 【終了しました】

2015年6月12日(金) - 7月12日(日) 16:00 - 21:00 [火・水・木 休廊]

会場:DESK/okumura(http://ki4four.wix.com/deskokumura)

東京都中央区東日本橋3-1-8【MAP】

入場無料

この度entaku kikakuはドイツ退廃芸術展* のタイトルを拝借し、過去数年の東京藝術大学大学院の入試不合格者たちによる「退廃藝術展2015」を 企画します。
かつての退廃芸術展がその開催意図に反して貴重な歴史的展覧会となったように、何らかの基準によってはじかれた藝大大学院不合格者たちを集めた展覧会の中から、後のアートシーンを牽引する存在が生まれる可能性も大いにあるでしょう。
そもそも大学学部を卒業し、プロフェッショナルとして活動を行っている藝大大学院不合格の彼らは、合格者たちよりも劣っているのでしょうか。多くの人は紋切り型の慰めを込めて当然それを否定するでしょう。では、なぜ毎年数えきれないほどの若者が藝大大学院を受験するのでしょうか。
本展は不合格者たちの傷の舐めあいの場でも、もちろん藝大批判の場でもなく、日本のアートシーンに暗黙のうちに横たわる学歴ヒエラルキーを直視し、アートの優劣とは、作品の評価とその作者の経歴は如何に干渉しあうのか、それらをもう一度考え直す試みです。

* かつてナチスドイツによって国威高揚のために開催された大ドイツ芸術展。それと対をなすように開催された退廃芸術展では、美術館から押収した当時のアヴァンギャルドな作品を害毒であるとして、精神病患者の描いた絵画や身体障害者の表情や四肢との視覚的類似点などを指摘し、それらの写真資料などと並列する見せしめのための展覧会を行った。1937年の第1回展を皮切りにドイツ各地を巡回したこの悪意のこもった展覧会は、ジョージ・グロス、マルク・シャガール、マックス・エルンストなど今振り返ればモダニズムを代表するそうそうたる顔ぶれの作品が展示されていた。


|関連イベント

・オープニングパーティー&アーティストトーク
6/13(土)18:00-
参加費:投げ銭制

・トークイベント「Dr.ゴロー学歴診療所」
6/19(金)19:00-
参加費:投げ銭制

ゲスト:村山悟郎(アーティスト / 美術博士 [東京藝術大学])
司会: 飯盛希(批評家志望 / 東京大学大学院総合文化研究科修士過程在籍)
患者: 三原回(entaku kikakuディレクター / 平成27年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程不合格者)

・佐藤史治+原口寛子「おやゆびをあつめる」
6/20(土)他、作家在廊時
参加費:無料

出展作家の佐藤史治と原口寛子によるユニットでの継続して続けているプロジェクト。映像素材収集のための小さなワークショップ。
詳しくは会場で作家にお声がけください。

・熊倉涼子 公開ドローイング
作家在廊時

会期中会場でドローイングを随時行なっています。作家は主に夜間在廊予定です。


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市川哲也 / Ichikawa Tetsuya

1989年福岡県生まれ。2014年多摩美術大学工芸学科陶専攻卒業。
個展:2009年cafe and bar gigi(福岡)、2014年GALERIE SOL(銀座)。
グループ展:2012年「ごみたま動物園」八王子東急スクエア(東京)、「プラス展」多摩美術大学、2013年「たまびやき」ギャラリーなつか(東京)、2014年「摩美術大学美術学部卒業制作展大学院修了展」多摩美術大学(東京)、「アンデパンダン展」3331 Arts Chiyoda(東京)。

http://tutima.web.fc2.com


熊倉涼子 / Kumakura Ryoko

ペインター。2014年多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業後、絵画を中心に作品を制作し、活動中。
主な展示に「That I shall say good night till it be morrow.」(新宿眼科画廊 /2014)、「吉原芸術大サービス〜春一番〜」(旧吉原地区 /2014)、「PLANET JAM」(MASATAKA CONTEMPORARY/2014)、「Asia Week New York」(Bernarducci Meisel Gallery/2015)など。

http://kumakuraryoko.tumblr.com


佐藤史治 / Sato Fumiharu

1989年奈良県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了後、都内某文化施設に勤務し、展覧会やワークショップ、地域プログラムの企画・運営に従事。また、墨田区押上にオルタナティブ・スペース「あをば荘」を2012 年に設立。
その後、住みながら企画・運営に携わり、現在は主にお留守番を担当している。
一方で、個人的に関心を抱く特定の他者(恋人、父親、親族など)との関係を軸にしたリサーチから、人類や歴史、社会のあり方について、自分なりに理解するために作品を制作・発表している。
また、特定の他者への関心の延長から、佐藤史治 + 原口寛子というユニットとしても活動している。
これまでに東京都を始めとして、茨城県水戸市や徳島県佐那河内村などで滞在制作を行なう。

http://awobasoh.com/?p=646


新宅睦仁 / Shintaku tomoni

1982年広島生まれ。2005年九州産業大学芸術学部美術学科卒業、2013年新宿調理師専門学校調理師本科卒業。
食物をモチーフに作品を制作している。牛丼やカップヌードル、コンビニ弁当等の卑近な食べ物を用いて、現代の状況をクリティカルに、単純明快かつシニカルに表現することを試みている。
主な作品に、「牛丼の滝/カップヌードルの滝」シリーズ、「コンビニ弁当の山」シリーズがある。

http://tomonishintaku.com


原口寛子 / Haraguchi Hiroko

1989年北海道生まれ。主に影や鏡像を扱ったアニメーション作品を制作。
「現象としての映像」と、それを「見ること」の関係性に興味がある。
また、2011年より佐藤史治+原口寛子としても活動し、主に映像インスタレーション作品を制作・発表している。

http://hirokoharaguchi.jimdo.com



特別展示:吉田諒 / Yoshida Ryo

1987年東京生まれ。2011年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業 。
主な個展:2012年「朝を待つための」(22:00画廊 / 東京)、2010年「水素結合 / hydrogen bond」(ギャラリーきゃべつ畑 / 神奈川)。
主なグループ展:2014年「湿地」(22:00画廊 / 東京)。

http://yoshidaryo.tumblr.com

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岡本羽衣 個展「ありうる」 【終了しました】

2015年2月14日(土) - 2月27日(金) 16:00 - 21:00 [火・水・木 休廊]

会場:ドマトトコ( http://domatotoko.jimdo.com)

東京都墨田区文花 1-12-10 青葉荘 103【MAP】

入場無料

この度、entakuではアーティスト岡本羽衣の個展を企画いたします。
岡本はこれまで、環境や社会の中でのちょっとした出来事に身体を重ねあわせた
写真や映像を空間にインストールすることで、独自のエロティシズムを感じさせる作品を制作してきました。
今回の個展「ありうる」では写真というメディアの持つ表面性、記憶や歴史の不確かさなどに着目し、
架空の「男」の存在をめぐる、ときにシニカルで、ときに情緒的な物語を展開します。
この機会に岡本羽衣の新たな展開をご高覧頂けますと幸いです。

|関連イベント

・オープニングパーティー
2/14(土) 19:00-
参加費:¥500(飲食代込み)

・トークイベント「記録と忘却」
ゲスト:飯山由貴(アーティスト)
2/21(土) 19:00-
参加費:¥500(飲食代込み)

・クロージングイベント「岡本羽衣 個展“ありうる”再考」
2/27(金) 21:30頃 -
参加費:別会場にて別途飲食代

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薄暗い小さな部屋で作業している男の姿が窺えた。
その寡黙な男は一人、黙々と制作をしていた。
我々が生活している間も彼は白い吐息をだしながら、不器用ながらも丁寧に作業を進めていた。
展示された作品は彼の行為によって、ただの古い遺影写真、見慣れた風景写真ではなくなっていた。
忘却されたイメージは再び我々の眼前に立ち現れ、動き始めている。
しかし我々がこの部屋を訪れてこれらの作品を見た時、すでに男は姿を消していることだろう。

− 岡本羽衣 −


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岡本羽衣 / Okamoto Hagoromo

1990年生まれ。長野県出身。
2012年 和光大学現代人間学部現代社会学科卒業。
現在、東京都在住。

〈個展〉
2015年「ありうる」ドマトトコ(東京)
2013年「さびしさとブルーシート」art space YORU(東京)

〈グループ展〉
2013年「岡本羽衣 × 青木薫 二人展」art space kimura ASK?(東京)
2012年「和光大学表現学部芸術学科卒業制作展2012」BankART Studio NYK(神奈川)

http://okamoto-hagoromo.tumblr.com/


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